ARIA The ANIMATION 第9話「その 星のような妖精は・・・」

“好きこそものの上手なれ”。気負わず楽しむことが上達への早道ってなお話。
「辛いことや苦しいことも、人生をより楽しむための隠し味だと思えばいいんじゃない?何でも楽しんでしまいなさいな」ってグランマの教え。これもまた深いっすねー。
真面目な人ほど「前に進むためには精進努力が大切。とにかく“何か”をしなくちゃ」なんて考えになりがちだけど、実際に世の中で先に行っている人達ってのは必ずしも“努力の人”ではないんですよね。
もちろんそれは努力なんて必要ないってことはないんですけどね。実際に成果を上げてる人はそれなりのモノを持ってるわけで、彼らが積み上げたものは相当なものであることは確か。でもそれが“苦労”を伴っていたのかとなるとそれはまた別の話。
「才能とは努力を苦もなく出来ること」なんて話もあるくらいで、好きでやってれば他の人から見ればとんでもなく大変なことでも本人にとってはなんてことなかったりする。上達を焦って苦労を重ねるほど辛くなって、億劫になったり嫌いになったりしてしまうようではかえって本末転倒。まずは楽しむことが、上達への早道ってことですね。でもこの間の蟲師といい、このところアニメで人生論語ってるのって増えてるような気がするなー。これって流行なのかな。