蟲師 第４話「枕小路」

アニメ感想

人にとり憑きその夢を実現化する蟲「夢野間」と、その蟲に憑かれた砥師・ジンの悲劇。今回はちょっとマジで救われない話でしたねぇ。確かに全ての悲劇はジンがギンコの警告を無視した結果なわけですが、ギンコに貰った薬で予知夢が見れず、その結果我が子を失ったジンの立場からすればそれも仕方ないこと。
ギンコが最初から事実を告げなかったことにしても、ガンやその他難病の告知と似た難しさがあり一概に非難できるような事でもないですしね。でも今回のケースの場合、もたらされた被害の大きさを考えるとやはり最初から告知〜対策を行っていた方が良かったのでしょうが――それも結果論でしかありません。
それにしても相変わらずクオリティ高いっすねー。特に数万の夢野間が乱舞する様子は圧巻。これってよく見ると一つひとつが独立して動いてるんですよね。まあ全て独自に動きをつけているわけではないんでしょうけど用意されたパターンはかなりの数に及ぶはず。作画も高水準を保ってますし、この気合の入れようはただ事じゃありませんよ。
それに音楽もなかなか。OPは既にCD出てますけど、これにも不思議な魅力がありますね。


The Sore Feet Song 〜TVアニメ「蟲師」オープニングテーマ〜